$ ryokkkke.com/TypeScript/tsconfig.json

include

概要

https://www.typescriptlang.org/tsconfig#include

"include": [
  "src/**/*"
]

コンパイルする対象ファイルを記述します。
filesと目的は同じですが、includeではワイルドカード(*,?,**/)が使えます。

  • * 0 個以上の文字に一致します(ディレクトリ区切り文字を除く)
  • ? 任意の 1 文字に一致します(ディレクトリ区切り文字を除く)
  • **/ 任意のサブディレクトリに再帰的に一致します

from https://www.typescriptlang.org/tsconfig#include

詳細

"src/**/*"の場合は、src 配下のファイル全て(ディレクトリのネストが深くなっても再帰的に全て)がコンパイル対象になります。

拡張子を指定しない(*のみ)、もしくは拡張子にアスタリスクを使用する(hoge.*)場合、デフォルトでは下記の拡張子のファイルのみが対象になります。

  • .ts
  • .tsx
  • .d.ts

ただし、allowJstrueの場合は、下記の拡張子も含みます。

  • .js
  • .jsx

filesincludeも指定しない場合、tsconfig.jsonが置かれているディレクトリ配下の全ての TypeScript ファイル(拡張子が.ts.d.ts.tsxであるファイル)のうち、excludeに含まれるファイル以外がコンパイル対象になる。


関連オプション:filesexcludeallowJs